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 我が家のお正月料理といえば、この「のっぺ」。「のっぺ汁」とも呼ばれ、昨年農水省が選定した郷土料理百選にも選ばれた新潟料理の筆頭である。
里芋を主として牛蒡、人参、椎茸、筍、銀杏、蒲鉾等を加えた煮物で、里芋による「とろみ」が特徴だ。中に入れる具材は各家庭によって違いがあるようだが、我が家では百合根やクワイといった普段あまりお目にかからない具材が投入され、最後に生のイクラが散りばめられる。
小さく切られた具材の色々な食感が楽しく、それぞれの個性を里芋のとろみがまとめ上げる...。絶品です。

大鍋にたっぷりと作られた「のっぺ」をお鉢に盛り、冷酒をヤル。辛口の白ワインや軽い赤も合うけど、やっぱり辛口の良く冷やした日本酒がイイ。
この辺は「年越し」と称して大晦日の晩餐にご馳走を並べるのだが、お刺身や鮭の塩焼きに浮気をしつつも、ひたすら、のっぺをつまむ。こんな歌手知らなかったといいながら飲む。小林幸子の衣装を見ながらのっぺをつまむ。紅白どちらが勝ったか分からないくらい飲む。
裏のお寺から鐘の音が聞こえてくる。

こんな風にして新たな年を迎えるのが最高なのです。

 

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